MYMYゲーム制作室

アラ古希姉妹のゲーム制作日記

Unity「きつねくん森へいく」ゲーム、完成目前で落とし穴が!音が出ない!(備忘録として)

昨日の夜は9時過ぎころから、いよいよ、「きつねくん森へいく Chapter1」をUnityroomにアップしようということで、栃木のぽんさんと東京のこんがLINEビデオ電話で話しながら、作業を始めた。

アップの前のラストタッチ、ちょっと気になるところを数か所手直ししてからアップしようという流れになり、ふたりで確認しながら一つずつ修正することに。(実際にアップする完成版はぽんさんのパソコンに入っているプロジェクトを使うつもり)

1.

迷路のマップで目的地がどの辺なのかをある程度、示しておかないとどっちに向かうのか、わかりにくいので、方向を示す道しるべを立てる。

2.

迷路のスタート地点できつねくんがひっかかって一歩踏み出せない箇所があるので、タイルをチェック。要らないタイルは外す。

3.

タイトルシーンの音楽が、前奏が長いので、前奏部分をカットして、メロディのところから始まるようにする。

 

👆の3点を直したら、公開だね!

と楽しみにいしていたのだが・・・・・

3番の音のところでとんでもないハプニングが!(@_@;)

 

もともと付けてあったAudio Clipはアセットストアやネットから探してきたもので、どれも私たちのゲームの雰囲気を盛り上げてくれる素晴らしい共演者だ。中でもタイトルシーンのBGMは気に入っているものだったのだが、スタートしてからメロディが流れるまでにゲームを始めてしまうと、いいところを聞かないままになってしまうのが、残念だったので、頭の部分をカットしようとこんが考えついた。

 

そこで、ネットで探した無料音編集ソフト「Audacity」をインストールして、これで頭の部分をカットした。それを「ogg」というファイル形式(この形式はUnityでもサポートされている、mp3よりもむしろ優れているところも多いと書かれていたので)で書き出した。それをまたUnityのきつねくんゲームのプロジェクト内にインポートすればよいと考えた。

 

こんがやってみたところ、期待どおりに短くできたので、栃木のぽんさんにも、手順を教えて、同じようにやってみて、と勧めた。

 

ところが、実際にこれをUnityに戻してから、ゲームを再生してみると、ボリュームが異常に小さく、思っていた結果とは違うことに気づいた。

 

元のオーディオクリップがどのくらいのボリュームだったのか、聞いてみようとしたところ、なんとそっちも以前とは違ってかすかにしか聞こえない。

 

原因を追究すべくあちこちをチェック。

ミュートボタンを押していないか調べたところ、自分では押していないのに、再生すると自動的にミュートボタンが有効になってしまうことを発見。(あとでこれは普通のことだと気づくが)

音源のインスペクターで音を聞いてみようとしてもそれも聞こえない。

プロジェクトセッティングの中のAudioの設定の中もネットで調べた箇所をチェックしてみた。そこにも問題はなさそう。

 

そうこうするうちに、このAudioClipだけでなく、ゲーム内のすべての音が聞こえなくなっていることに、二人は気づいた。

他のProjectではどうかを調べるとUnityHubに出ているほかの制作済みゲームも音が聞こえなくなっていた。(ぽんちゃんごめんよ( ;∀;)トラブルに巻き込んでしまって・・)

 

バージョンによってこの症状がでているのか?

Unityのバージョンが2021.3.5fで作ったものは、全部同様の症状がでていることが判明。

もっと古い2020.3.25などで作った作品は無傷であることがわかった。

 

そこから、こんはHubを再インストール。

そして、2021.3.5fがトラブルの元かもしれないと思ったので、更に新しい別のバージョンで開いてみたらどうか?試してみることに。

 

2021.3.9fをインストールして、さっきの音が聞こえないプロジェクトを恐る恐る開いてみる。

 

あ~~~~!嬉しい!

これはちゃんと音が出る。

 

ここまでの出口の見えない作業をしている間に時計は朝の4:30に。

(お互いに老骨に鞭打ってなにをやってんだか・・)

 

途中で万事休すになって、やったことのないQiitaでも初の質問なども投稿したりしたが(まだ回答はないから、何が原因だったのかはわからないままではあるが)何とか窮地は脱して、元の音つきのゲームが再現できることになった。やれやれ。

 

わたしがちゃんとうまくいくことを確認せずにぽんさんに同じことをやってもらったことは反省だ。栃木のパソコンでも、東京のパソコンでも、同時に同じトラブルが発生してしまうと、万事休すになることも体験してみて、危うさを痛感した。

 

これで、今日中には公開の運びとなるはず。

 

(こん)